こんにちは!
腸寿家整体院の増田です。
身体を根本から良くする生活習慣についてお伝えさせていただきます。
痛みや痺れなどのツラい症状や自律神経の乱れから来る不定愁訴は、決して表面的な問題だけではなく、身体の内面や根本となるところが深く関係しています。
その中であなたの日々の生活習慣が症状の原因となる割合はとても大きなものです。
たくさんの症状に共通していることや健康になるために必要な根本的な
「身体を根本から良くする生活習慣」についてお伝えさせていただきます。
まず、「身体を根本から良くする生活習慣」に必要なことは大きく分けて3つです。
・水分
・体温
・栄養
です。
1つずつ詳しく説明させていただきます。
【水分】
水分が必要だ。となんとなく分かっている方は多いと思います。
では、
なぜ、水分が必要なのか?
どのくらいの水分が必要なのか?
どの水分を摂ればいいのか?
など、詳しく理解していますでしょうか?
そこまでは理解しているのはなかなか難しいと思います。
そもそも人間の身体は、半分以上が水分で出来ています。
年齢や性別によって異なりますが、
大体60〜70%くらいが水分です。
さらに、
脳では80%、筋肉でも80%が水分です。
生命を維持したり身体を動かしたりする大事な器官にはたくさんの水分が含まれています。
喉が渇くと水分が不足しているとよく言われていますが、
実は喉が渇くということそれよりももっと前から水分が不足していることになります。
水分が不足しているサイン
身体の水分が不足しているサインとして、
・集中できない
・食欲が湧かない
・イライラする
・疲労感や倦怠感
・足がつる、こむら返りが起こる
などがあります。
このようなサインがあった場合には、すかさず水分を摂りましょう。
水分の役割
身体の中の水分の一番の大きな役割として、
さまざまなものの運搬係です。
血液やリンパ液となって、全身に酸素や栄養、ホルモンなどを運んで全身に巡らせます。
また、老廃物や毒素を体外に排出してくれる役割もあります。
水分が不足して血液がドロドロになると、酸素や栄養がうまく回らず、老廃物や毒素を溜め込んでしまいます。
このことを想像しただけでも、健康とは真逆に向かってしまうイメージができます。
旧千円札で野口英世さんの言葉で「酸素不足は全ての病気の原因」というものがあります。
身体にはそれだけ酸素が必要ということです。
その酸素は血液が運ぶので、水分不足によって血液の量が少なくなっていたりドロドロになっていたりすれば、酸素も不足してしまいます。
また、海外の話にはなりますが、お医者さんのところに来たさまざまな不調を抱えた患者さんに、水をたくさん飲むように指導したら、ほとんどの方が改善されたという話もあります。
何を飲んだらいいの?
当院に来られる患者様に水分の大切を説明し水分を摂るようにお伝えすると、
ほとんどの方から聞かれるのは、
「どんな水分を摂れば良いか」ということです。
結論からお伝えすると、
『ただの水』が一番良いです。
お茶やコーヒーを普段から飲んでいる方は多いと思います。
ですが、カフェインが含まれているものは利尿作用があり、せっかく摂った水分もあまり吸収されずに尿として排出されてしまいます。
ちなみに、アルコールにも利尿作用があります。さらには肝臓で解毒・分解をしないといけないので、アルコールは水分補給とは決して言えません。
飲んではいけないわけではなく、あくまでも水分補給にはならないと言うことです。
嗜好品として飲んでください。
『ただの水』が一番良いとお伝えしましたが、
さらに言うと、常温の水か白湯が良いです。
冷たい水は吸収されにくく身体を冷やしてしまうので好ましくはありません。
どのくらい飲んだらいいの?
1日に必要な水の量としては、
体重 × 30ml
が目安となります。
例えば、体重が60kgの場合は、
60kg × 30ml = 1800ml = 1.8L
となります。
もっと簡単な目安をお伝えすると、
男性は2L以上、女性は1.5L以上が摂れていれば良いでしょう。
身体が一度に吸収できる水分量は決まっていますので、がぶ飲みはせずにこまめに少しずつ飲みましょう。
適切な水の量を飲んでいれば、むくみの解消にも繋がります。
身体の水分量が少ないと流れが滞ってしまうので、重力で足の方に溜まりむくんでしまいます。
その他にも、
身体が元気になった。仕事中の眠気がなくなった。
肌が綺麗になった。お腹の調子が良くなった。
痛みがなくなった。足がつらなくなった。
など、実際に良い効果で出た方がたくさんいます。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は、
身体を根本から良くする生活習慣として、
水分の大切さをお伝えさせていただきました。
ぜひ、お水を飲む習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?
ご自身の身体と向き合う良いきっかけになれば嬉しいです。
『身体を根本から良くする生活習慣②』もありますので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。